SDGs(持続可能な開発のための国際的な開発目標)の観点から自社で太陽光発電システムを所有しています 

持続可能な開発のための国際的な開発目標SDGs(エスディージーズ Sustainable Development Goals)の観点から、自社で太陽光発電システム(約58kw)を所有しています。 設置場所は、既存の環境を破壊することなく(森林伐採など)今まで利用されておらず、今後も利用する予定のない土地に太陽光発電システムを設置し、自然エネルギー由来の電力の発電及びCO2削減の取組みを行っております。

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自社の発電システムを設置して1年間で排出を抑制できるCO2の削減量を過去1年間の発電実績から算出すると

スギの木の植樹の為に 50m×25mプール 24面相当の面積が必要

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つまり1年間で、スギの木約2,483本の植樹と同じ効果になります。その時の植樹面積はなんと約30,421㎡。太陽光の設置面積が約1,000㎡(約300坪)なので、約30倍の面積に樹齢50年のスギの木を植えたことと同じCO2削減効果になります。その大きさは、あの有名な東京ドーム(46,755㎡)の約65%に匹敵する大きさです。スギが育つまで50年待たなくても、広大な土地が無くても太陽光システムの設置はCO2削減に一定の効果をもたらします。太陽光システムは、一部では森林伐採をして環境破壊や自然災害の原因になるケースが散見されますが、未利用地を有効活用するなど設置場所を選べば、CO2削減に大きく貢献することができます。

家庭部門の1世帯あたりのCO2排出量は、最新の環境省の調査によると全国平均で年間約2.72t-CO2 です。本発電所で約13世帯分のCO2が削減できることになります。場所、日当り、地域にもよりますが一般家庭の屋根に約4.5kwの太陽光を設置すれば自分の家から排出しているCO2を賄うことができることになります。(約58kw÷約13世帯=約4.5kw)
政府が目標として掲げている2050年カーボンニュートラルに向け、様々な課題・問題点は山積ですが、太陽光をはじめとする自然エネルギーの普及が進むと良いですね。

出典:令和元年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査の結果(確報値)の概要 令和3年3月 環境省

http://www.env.go.jp/earth/chosa1901-2.pdf

※CO2 排出量:「エネルギーの使用の合理化に関する法律」の電力換算係数を使用して算出。
* 1 結晶系シリコン太陽電池のCO2削減効果 (0.5335kg-CO2/kwh)
*2 CO2 吸収量は「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」(環境省/林野庁)スギの木1 本(50 年スギで高さが20~30m)当たり約14kg-CO2/年(平均)の吸収より算出。森林は二酸化炭素を吸収し、地上部および地中に貯蔵。その吸収量は樹種や林齢により異なり、50年生スギの人工林面積1ヘクタール当たりの炭素貯蔵量は170トン、1本当り約190kgと試算されており、これを50年で割り1年間平均で1本当たり約3.8kgの炭素(約14kgの二酸化炭素)を吸収するとしている。
* 3 3.5m間隔に1本植樹したと仮定
* 4 石油消費量1kwhあたり0.227L
 

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