協和薬品ってどんな会社?
健康産業のパイオニアとして「もっと健康に」を追究し続ける企業理念のもと「安心・安全・高品質」なものづくりをめざし、すべての人に“元気”と“健康”をモットーに、製品を手にするお客様の顔を浮かべながら、協和薬品の製品はつくられています。また、効果的な薬を高額な金額で販売せず、妥当な金額で販売したため、富山の薬売りは、顧客から信用と信頼を獲得したと教えていただきました。配置薬の文化は、江戸時代から始まり、富山の薬売りがルーツだったとは驚きでした。先用後利とは「用いることを先にし、利益は後から」とした富山売薬の基本理念で、創業の江戸時代の元禄期から現在まで脈々と受け継がれています。貨幣の蓄積が少ない庶民にとって医薬品は家庭に常備することはできず、病気のたびに商業人から買わざるを得なかった。こうした背景の中で医薬品を前もって預けて必要な時に使ってもらい、代金は後日支払ってもらう先用後利のシステムは画期的で時代の要請にも合っていました。
(参考資料)
・「おきぐすり」の歴史 | 一般社団法人 全国配置薬協会 (zenhaikyo.com)
・江戸時代、全国に薬を広めた富山の薬売りって?配置薬のトップ企業「廣貫堂」で学ぶ富山売薬の歴史 | 和樂web 日本文化の入り口マガジン (intojapanwaraku.com)
・くすり富山の歴史 | 株式会社渡邊薬品 (watanabe-yakuhin.jp)