最近は円安による輸入価格高騰、インフレ加速、紛争問題などで、エネルギー価格の高騰が盛んに報道されていますが、天然ガス、石油、石炭の生産国、消費量、輸出入状況は以下となります。現在は、脱炭素化への移行期であり、また、コロナの影響、DX化加速、新興国の台頭、人口増加など複雑な不確定要因が絡んでいるので生産国も消費国も見極めが非常に難しいのかと思います。天然ガスなどは備蓄できる量が限られており、どのエネルギー資源も発掘するための設備導入まで一定の時間を要することから、価格や量の安定調達には少し時間がかかりそうです。
自然災害や世界紛争などにより、いつ供給が途切れるか判らないことを考えると、普段から「備蓄しておくこと」「リスク分散しておくこと」「普段から継続的に購入し友好な関係を維持していくこと」が重要かと思います。
■石油
★2017~2018年時点の状況 (資源エネルギー庁 公表データ)
■天然ガス
★2017~2018年時点の状況 (資源エネルギー庁 公表データ)
■石炭
★2017~2018年時点の状況 (資源エネルギー庁 公表データ)
出典:GLOBAL NOTE、経済産業省 資源エネルギー庁